多摩バンド@インエフ

実は花火が大好きなんですが、なんかもう気が付いたら、あらかた終わってしまってたりするんですね。去年おととしと調布に行ってたんだけど、今年は行きそびれたなーと。ポスターみて気付きました。そうかー、夏が終わるのもスグだーと思うとちょっと切ないです。まだ暑いけど。花火はね目で見るよりは、空気を感じるのがすき。どかーんと花が咲くと、空気が振動して耳だけじゃなく、いろんなとこがふるえる。私はあんまり音楽は詳しくないけど、音楽もそういうもんじゃないかなーと思うの。だから、やっぱり、音楽を聴く、ってのは、ライブが一番いいんだろうなぁ、と思ったり思わなかったりします。

さて、今日はササキさんの多摩バンドのライブに行って来ました。
このところ、しょっちゅうお逢いするような気がするササキさんですが、ササキさんのすごいところは、行くたびにいろいろなことをやってるところです。すげぇなぁと思います。今日は、そのササキさんの本業?っていうのかしら、ササキさんがリーダーのジャズのバンド。

ぶっちゃけ、ほんとのこといって、私はジャズがあんまりわかりません。決してきらいではないけど、どっちかっていうと苦手です。まぁ、食わず嫌いのような気もするけど。私にとってタンゴって、心の奥にある感情のドロドロしたのを引きずりだされて振り回されるような残酷な音楽なんだけど(ちょっとMっ子なのわたし)ジャズ聴いても、イマイチぴんとこない。どっちかっつーと、聞いてて安楽にゆったりと幸せになる音楽なのかしら。そんなことないのかしら。

そんな私がお客でごめんと思いつつきいた多摩バンド、えー、面白かったです。ササキさんがこないだのえびすとは、ぜんぜん弾き方が違うのが面白かったし、古和さんのギターはところどころジャバネイロを思い出したし、そして鉄井さんのベースがすげーかっこよかった。んで、ゴルペしてたんで、おお!と思った。ゴルペすきなんです。それとササキさんのどこにむけてるんだかっていうMCがたまらなくツボです。最後のほう、ちょっとくたびれちゃったっておっしゃってたけど、でも、だんだん調子よくなってたようなきがしてたんだけどなー。

ヴォーカルも良かったです。ジャズのボーカルの人とかさー、「プロっぽさ」を感じるのよね。ある種の。あたしには、そいうのないからなぁ。。。

その後、お客さんたちがなんとなくこうアットホームな感じで、まったりと過ごしてきました。ああ、インエフ!もちっと近ければなぁ…もっと行くのになぁ…