2月9日のこれり

ツアー初日。
前の晩に用意してたはずなのに、朝になってからアレコレやっていたら、あっという間に時間!ちょっと早めに駅について朝食でもするつもりだったのに!と思いながらあわてて東京駅に向かう。すでに美由紀さんは到着。雪で新幹線が5分ほど遅れてるとのこと。平日なのにすごい人ごみ。(普段新幹線乗らないせいでよく知らない私…)予定していた列車に乗り込むとさっそく朝ごはん☆寒いけどすごくいい天気!関ヶ原のあたりで急に雪国になったのにびっくりしたりしながらお昼すぎに神戸到着。神戸に行ったら、ラショウさんのお店に行ってみたいなぁと思っていたので路線を調べていると、観光バスに乗っちゃったら近いということが判明。さっそく乗り込む観光バスw海のそばを通ったりしながらラショウさんのお店へ。小さな雑貨屋さんや、洋服屋さん、定食屋さんなどがちらほらある界隈で、フシギなところ。ラショウさんのお店は学校みたいなビルの一室で、壁にラショウさんが描いた鳥の絵が描いてあって、とても素敵でした。そのときラショウさんと話した「お芝居も即興でできたらいい」という言葉が心に残りつつ、お店を後に。そのあと南京街でお昼を食べた後、異人館あたりをぷらぷらとお散歩。そうこうしてるうちに時間が近づいてきたので異人館の近くにある、今回の会場、クレオールに。
こじんまりとしているけれど、とてもきれいな会場。翌日京都で公演を控えてる西澤守さんは、リハを途中で切り上げてすでに到着。すみません〜。
大慌てでリハを終え、支度をすると続々とお客様が!駅から遠くて坂道で、とても寒い平日の夜だったのですがお客様に来ていただいて感激。年配のタンゴファンの方にも来ていただいて、緊張するわたし。私の高校の同級生もなんと、香川からやってきてくれました。
守さん、美由紀さんに感謝しつつ、はたして私の歌は受け入れてもらえるのか!?とドキドキしつつ、はじまってしまえば、もうどっぷり自分の世界にはまってしまうので、無我夢中でやりました〜。
一応、初日だし、守さんとご一緒させてもらうし、あまりにもこれり劇場すぎるのはやめとこ、と自分では思ってたんですけど、自分が思ってるよりも、独特なモンになってるんだなぁとあたらめて思いました。なんかもう開き直ったほうがいいのかもw
一番「だいじょぶかな・・」と思ってた「ロコへのバラード」がウケて意外といおうかうれしいというか…。
声はドスが効かないけど、アクションは派手、と言ってもらえたので、そいうギャップも楽しんでもらえたかな…。
歌の前に日本語の物語を話すのは、いろいろ葛藤もありました。歌詞と曲のイメージから私はできるだけ、今ここで、この時代、この日本で、私の歌うタンゴを聞いてくださるお客さんに共感してもらえるようなイメージをつくりたいと思ったので、もともとの歌詞からはずいぶんかけ離れてしまっているものもあるからです。歌詞を大事に歌わないとダメ、と言われるタンゴに対してそういうの、はたして良いものかと…。
しかし、今回、聞いてくださったみなさまからは概ね好評をいただいて「こういうのもありと思ってくださったのかな?」と自信がつきました。
神戸に来てくださったタンゴのファンの方、守さんにも励ましていただき、幸せな気持ちで打ち上げへ〜w
うろうろして最終的に入ったお店が…何食べてもおいしーい!(一見ふつーの居酒屋さんなんですけど!)
翌日の公演もあるからと思い、お酒はちょっとだけ、でもおいしいごはんと楽しい話で大盛り上がりの打ち上げでした…。ああああ、楽しかった〜!!
そして夜は大阪梅田へ。EL Fuelle大阪定宿の激安Mホテルへ☆ミユキさんとふたりで泥のように寝たのでした☆