ゲゲゲの女房

NHKのドラマは見ていませんが、たぶん、NHKのほうは、わかりやすく、明るい話だろうなぁと想像しつつ、映画を見に行きました。
ストーリーはあってないような感じ(あるんだけど)で、日常が淡々と描かれてて、私はとても好きでした。すこし淡い感じの色も綺麗だったし、途中のアニメも良かった。クドカンの水木しげるはすごくよかったなー。変人っぷりがよく出てて。でも、ほんとにあんなダンナさんだったら、私だったら絶対イヤだけど。奥さんすごいなー。時代もあったんだろうけど、文句いいながらも、いい意味で、いろいろ「諦めてる」人だったのかも。すっごく暗い貧乏話かと思って言ったので、たしかに暗くて貧乏な話なんだけど、思ったより暗くなかった。あえて、現代の風景を映してるのも悪くなかったな。レビューとか散々言われてるみたいだけど。途中でふっつうに妖怪だか人間だかわからないのが急に出てきて何の説明もないので、それを考えれば、あれはあれでいいのかなと。難をいえば、吹石一恵が美しすぎて、あんまり貧乏を感じなかったかなー。あと、主題歌の小島麻由美はちょっとやりすぎだと思う・・・。