偶然

私は、なんとなく、偶然とか、そういうものを呼びやすいのだろうか、という気がしてきた。
上京したとき、同居してた叔母のうちに新聞配達にやってきた彼が、中学時代の同級生だったり。まぼろちのライブに行ったら、堀尾暁子さんが(たまたま対バンに彼女の知合いが出ていたというものすごい偶然)いらしてたり。タンゴ習い始めたのだって、タンゴをはじめて聞いたときに、パソコンをちょうど買わなかったら、習わなかったかもしれないし。うちの師匠の前に、あるタンゴ歌手に問い合わせをしていて、もうすこしで、そっちに行きそうだったのを、ネットで知合った方に、いまの師匠を紹介してもらったのだって、ものすごいタイミング。
…っつっても、私ぐらいのことは、人によっては、別に普通じゃん、と思われる程度なのかもしれないけれど。一期一会ってこと?
なんか、私自身には、なーんにもない、カラッポで、力もないし、アタマも悪いし、努力もしてないのだけど、全部でなくても、ちょっとづつ、やりたいことが出来ている、って本当に幸せなことだなぁと思ったり。なんか、運だけでなんとかいきてきたような。
あれ?何の話だっけ。