ちょんまげ手まり歌

昨日書いたちょんまげ手まり歌(ASIN:465200155X)について。
実は私、読んだことないのよ。この本。村瀬学先生の「児童文学はどこまで闇を描けるか」(ASIN:479660278X)を以前読んだときにちょんまげ手まり歌論がのってて、めちゃめちゃ読みたくなったんだよな。
あたしもあらすじしかしらないんだけど…
やさしい国のやさしい殿様はとってもやさしいから、国のまわりにすんでる鬼婆に食われないように、みんなの足を切っちゃう。で、みんなは殿様のことを何にも疑わないんだな。「石になること」がよいことだって思ってる。で、国はユメミという植物で財政をまかなってるらしく、国は貧乏で、6歳になると穴にうめられてしまう子供も出てくる。
ね、すごいでしょ?これ子供向けでいいの?って感じ。
びみょーに古いのかな(1968年だし)とも思えるような感じだけど、でも今に通じるような気もする。読んで見なきゃわからないわけで。
さらばおやじどの(ASIN:4652014120)もすごい面白かったし。(多分「おやじどの」と「ちょんまげ」のディティールは結構重なってると思う)
なかなか、図書館にもなかったりするから、ほんと、是非復刊してほしいなぁ。